デビュー45年を迎えた歌手原田真二(63)が1日、都内で、ニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」(3日午後3時放送)とFM NACK5「青春もぎたて朝一番!」(6日午前6時30分放送)の収録に臨んだ。この日は俳優森田健作(72)に代わり、俳優京本政樹(63)がパーソナリティーを務めた。

広島県出身の原田は77年10月25日、18歳で「てぃーんずぶるーす」でデビュー。月刊「明星」でフォーライフレコードの新人募集の記事を見て、デモ・テープを送ったことがきっかけだった。「間に合わなかったので、修学旅行を休んで、曲作りをしました。当時は音楽の方が大事だったんですね」などと振り返った。

レコーディングには、フォーライフ設立者の吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげる、小室等が勢ぞろい。「緊張とプレッシャーで大変でした」。当初は拓郎が楽曲を作る意向もあったが、「ワシは真二の音楽はわからん」と、一切の口出しをせず、自由にやらせてくれたという。

拓郎がアーティスト活動終了を発表したことには「ご自分の考えをしっかりもっていらっしゃる方ですから」と語り「僕は死ぬまでやりますね」。今後についても「世界中のミュージシャンと協力して、平和を訴えたい。来年はG7が、広島で行われますので、平和をアピールするコンサートを開きたい。国と国が核兵器を増強して暴力でバランスを取り合うのは低次元な話でしょ。国境を超えて、地球規模で平和を考えたい」と話した。

4日にはデビュー45周年ライブ「Rock☆Rock☆Rock~light always wins~」を東京・新宿ReNYで開催。12日にはVR(仮想空間)でのライブも開催する。

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