吉高由里子が主演するテレビ朝日系ドラマ「星降る夜に」(火曜午後9時)の第2回が24日に放送され、平均世帯視聴率が7・9%(関東地区、速報値)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・5%だった。

前回の世帯は7・7%、個人は4・3%。

孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、10歳年下の遺品整理士・柊一星(北村匠海)によるラブストーリー。脚本は、24年NHK大河ドラマ「光る君へ」でも吉高とタッグを組む大石静氏が手がける。

◆第2話のあらすじ

亡き母の遺品整理を通し、まっすぐで温かい一星に心を救われた鈴は、あの日返し忘れていたマフラーを手に、海で写真を撮る彼に会いにいく。

鈴が覚えたての手話で感謝を伝えると、一星はきらめくような笑顔を見せ、そのまま突然「ありがとうって言うなら、お礼して」と切り出し、強引に鈴を映画館へ引っ張っていく。

流されるままに、一星と映画を楽しみ、ハンバーガーを食べる鈴。2人の年齢が10歳差だと知っても、「たった10コだろ」と気にも留めないわりに、ソースを口元にくっつけたり、むくれたり、何かと子どもっぽくて無邪気な一星。かと思えば、仕事終わりの鈴をグイグイと居酒屋に誘い、親友の春(千葉雄大)を巻き込んで、遺品整理現場で見つけた伝説のAVの話や、彼が旅してきた世界の友達の話に花を咲かせるなど、鈴を非日常へと引きこんでゆく。うらやましいほど自由な一星と接するうち、窮屈に生きがちだった鈴の心は徐々にほぐれていく。