NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8時)の第81話が27日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、航空機部品の試作で苦戦する舞(福原遥)たち。それを見かねた小森(吉井基師)が、原材料を電子炉に長めに入れることを提案しやってみると、ついに圧造が成功する。うめづでは工場をたたむ長井(や乃えいじ)への慰労会が開かれ東大阪の仲間が集まる。そこで舞は笠巻(古舘寛治)に、小森の助けもあり圧造がうまくいったことを報告する。あとは転造をどうするかだが、担当する笠巻は秘策があることをにおわす。笠巻の師匠の機械を借りて、航空機部品のボルトは見事に完成する。小森はIWAKURAに復帰する。

舞が貴司(赤楚衛二)にボルトの完成を報告に行くと、貴司は出版社から長山短歌賞を受賞したと知らせが入る。喜ぶ2人。一方、久留美(山下美月)は病院の八神先生から指輪を贈られ、プロポーズされる。

舞、貴司、久留美の怒濤(どとう)のハッピー3連発の後、来週予告で兄・悠人(横山裕)がめぐみ(永作博美)から「何かあった?」と心配されるシーンがあり、ネットでは心配の声が上がった。

ツイッターには「3人に吉報があったのに、めっちゃ不安な気持ちを掻き立てられる週末」「悠人兄ちゃん…不穏すぎる」「え あんな幸せやったのに予告でめっちゃ不穏な空気出してくるやん みんな幸せにしたげてよー」「えぇーーー!来週の予告、あれもこれも不穏すぎる」「どうしたの悠人兄ちゃん…めっちゃ心配や」「こんなにも全てが上手くいくとなんかありそうで怖くなるよな~」「小森さん おかえり 朝からやっぱり号泣案件」「久留美ちゃん、やっと幸せになれると思いきや、波乱の予感?!」などとコメントが並んだ。

同作は時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。