水谷豊が主演するテレビ朝日系ドラマ「相棒season21」(水曜午後9時)の第16話が8日に放送され、平均世帯視聴率が11・7%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・9%だった。

前回は世帯が12・7%、個人が7・3%だった。

名推理で事件の謎を解き明かす警視庁特命係の杉下右京係長(水谷豊)。切れモノ過ぎるゆえに上層部からにらまれ、閑職に追いやられた右京が、さまざまな事件解決に挑む人気シリーズ。寺脇康文演じる初代相棒の亀山薫が、約14年ぶりに“5代目相棒”として活躍する。

◆第16話のあらすじ

亀山美和子(鈴木砂羽)が薫の態度に腹を立て、夫婦けんかが発生。美和子の一方的な提案で、自然豊かな山荘に泊まりがけで夫婦カウンセリングを受けることに。その件に興味を持った右京は、「プロフィルだけ貸してほしい」と小手鞠(森口瑤子)に頼み、夫婦を装って参加する。

カウンセラーは橘志織(銀粉蝶)という女性。ただ、美和子の狙いはカウンセリングではなく、実は別の思惑があった。

一方、右京の興味も別にあった。志織がカウンセリングに使っている山荘は、40年前、2人組の強盗が奪った10億の財宝を隠したとうわさされるいわく付きの物件。さらに最近、逃げ続けていた強盗犯の1人が殺害され、その犯人が財宝を探しに山荘に姿を見せるのではないかと推理したのだ。

それぞれの思惑の中、志織のカウンセリングが始まる。