EXIT兼近大樹(31)が15日、フジテレビ系「めざまし8」に出演し、過去の関係が判明したことで騒動に巻き込まれている渡辺優樹容疑者(38)とのかかわりが疑われている、広域強盗事件についてコメントした。

番組では、プロ野球横浜DeNAの斎藤隆チーフ投手コーチ宅で強盗の疑いがある事件が起きたことも含め、広域強盗事件について報道。相方りんたろー。(36)と出演した兼近は、司会の谷原章介から「兼近さん、こうした最近頻発している一連の強盗事件、特別な思いで注視してきたと思いますが、いかがですか」と呼びかけられ、口を開いた。

兼近は「今、我々にできることっていうのは、僕を含め社会全体で被害者のケア、支援をしていくことというのがすごく大切で、一番しなきゃいけないことだな、っていうのはあるんですけれども、加害者をどうにかしなきゃいけない。そうしないと被害者ってなくならないと思いますので。やっぱり加害者を根絶する。そのために何ができるかというと、加害者を知ることだと思うんですよね」と切り出した。

兼近は神妙な表情で言葉を続け「(加害者が)なんでこんなことするんだ、という疑問で終わらないで、その奥をもっと皆さんで知っていく。今回の事件をきっかけに、加害者がどうしてそういうことをしてしまうのか。そこでしか評価されないからなのか、お金が理由なのかとか、孤独を抱えているとか、家庭環境でそうなってしまったとか。そうなる前に、我々社会全体で教育だとか、目を向けていくことがすごく大事だなと思いますので」と話すと「僕はこれからもそういう被害者の支援はもちろんのこと、加害者にまわらないように、そういうところにも目をしっかり向けていく、ということをしていきたいなと思いますので、皆さんと一緒に頑張っていきたいなと思います」と熱弁。谷原から「これからも見つめつづけ、考え続けていきましょう」と声をかけられると「はい」とうなずいた。

兼近は今月2日、ABEMAの報道番組「ABEMA Prime」に出演し、渡辺容疑者との過去の関係をめぐる騒動について謝罪した上で、現在は同容疑者や事件などへの関与がないことを説明していた。