元TOKIOの山口達也氏（51）が「株式会社　山口達也」を設立した。24日までに、個人のツイッターと企業の公式サイトなどを開設して発表した。各種依存症者向け講演活動、企業向け各種危機管理セミナー、SDGs活動のアドバイザーなどを行うという。

18年に女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され起訴猶予処分となり、ジャニーズ事務所を退所。同5月から19年4月まで専門病院で入院治療を受け退院し、翌5月からは通院治療を続けた。ただ20年には酒を飲んでバイクを運転したとして、道交法違反（酒気帯び運転）で東京区検に略式起訴された。

公式サイトでは「私が患っている『アルコール依存症』は、完治しないと医師に宣告されました。この病気と一生付き合って行こうと決めました。この病気を克服する方法はただ1つ、『アルコールを一生一口も飲まない』事です」と伝えた。飲酒運転防止インストラクターなどの資格を取得したという。

あらためて18年の事件や20年の事故について謝罪し「犯した罪を真摯（しんし）に受け止め、同じ過ちを犯さぬよう歩んでいく所存です。重ねておわび申し上げます」とつづった。