中居正広(50)が25日、レギュラーMCを務めるテレビ朝日系「中居正広のキャスターな会」(土曜正午)に出演し、侍ジャパン公認サポートキャプテンとしてWBCの現場にいながら、日本の優勝の瞬間を“見逃した”ことを告白した。

中居は番組後半、WBCの「自慢話」と前振りしながら「あの世界一になった瞬間ですよ、大谷がトラウトを三振に取ってグラブを投げて…僕、あれ見てないんです」と話し、スタジオは「え?」と、騒然とした雰囲気に。「あの劇的な瞬間、僕は見てないんです。ダサいでしょ?」と繰り返すと、沈黙に続いてくすくすと笑いが起きた。

中居は理由について「簡単に言うとスタンバイがあって。8回の裏、大谷のインタビューのスタンバイ」と、9回に登板した大谷の取材などのため準備に入っていたことを説明。グラウンドから20~30メートルほど伸びた廊下で待機したという。「前後15分くらい何も見ていない。モニターもないですし」と周辺の状況を明かすと「僕、体小さいじゃないですか。外国の記者ばっかりで、前、何も見えない。『今、歓声、何?』って」と、廊下の前方がマスコミで埋まっていて、グラウンドが見えなかったことを説明した。

大谷の登板や日本が勝ったことは周囲の雰囲気で分かったというが、「すきまから見ようと思っているんだけど、本当にデカイ人ばかりだから、見れないの」と回想。廊下にはWBCでも活躍した元中日の福留孝介氏もいたといい「『最後、大谷トラウト、見れない、っていうやつ?』とボソって言ったんです」と、福留氏のボヤキの言葉も紹介した。

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