後攻のマシンガンズが、先攻の金属バットに271-269で勝利し、準決勝進出を決めた。

マシンガンズは登場早々に「テレビに出てうれしい」「テレビで漫才できてうれしい」としゃべり倒した。勝利を決めたマシンガンズの滝沢秀一(46)と西堀亮(48)は喜びを爆発させた。

M-1では準決勝に5年連続進出している金属バットは、漫才「ことわざ」でTKOやワクチン、THE MANZAIなどをイジって笑いを取ったが2点差に泣いた。

大会アンバサダーの松本人志は「100%お客さまが審査するっていう大会はなかなかなかった。中堅の6分は見応えがあった」とコメント。さらに「マシンガンズはいつかM-1で会えると思っていた。間違った、金属バット」と訂正。「金属バットはこんな漫才やったんやと。マシンガンズはたまりにたまっていたものが爆発した」と解説した。

松本は続けて、「2点差でしょ、やらせでしょ。すごいな。僕はお客さまのジャッジはしっかりしている」と冗談をまじえながら、初戦から激戦となったことについてコメントした。

準決勝では、準々決勝第2試合、スピードワゴンと三四郎の勝者と激突する。

◆マシンガンズ(太田プロダクション所属)98年結成。

滝沢秀一(たきざわ・しゅういち)1976年(昭51)年9月14日生まれ、東京都出身。46歳。ツッコミ担当、立ち位置は向かって左。

西堀亮(にしほり・りょう)1974年(昭49)10月4日生まれ、北海道・札幌市出身。48歳。ツッコミ担当、立ち位置は向かって右。