後攻の三四郎が先攻のスピードワゴンに278-257で勝利し、準決勝進出を決めた。

三四郎は出た瞬間「2人とも片親です」とかまし、ハイテンションで小宮浩信(39)がツッコミまくった。「三四郎は相田から入ったヤツはいないわ!」「歯がかけて売れた!」「ヤバイヤバイよ」「佐久間宣行、しゃしゃり出てくんな!」「キングオブコメディ!」などキラーワードを連発し勢いに乗った。

大会アンバサダーの松本人志は「どっちもいいネタもってきた。小宮のペースは持つの?」とこの後の2戦について心配し、三四郎の得点分布についても「3点も多し1点も多い」と語った。

スピードワゴンは小沢一敬(49)が「四季折々の恋してる?」と切り出し、持ち味の恋愛をからめた漫才を展開するも、力及ばなかった。小沢は「楽しくできた。まさかここで三四郎とやるとは。本音を言うと3本漫才やりたかった」と話し、井戸田潤(50)は「膝はガクガクだった」と語った。

準決勝では金属バットに2点差で競り勝ったマシンガンズと激突する。得点の高い三四郎が先攻後攻を選べる。

◆三四郎(マセキ芸能社所属)05年5月結成。

小宮浩信(こみや・ひろのぶ)1983年(昭58)9月3日生まれ、東京都出身。39歳。ツッコミ(場合によってはボケ)担当。立ち位置は向かって左。

相田周二(あいだ・しゅうじ)1983年(昭58)5月2日生まれ、東京都出身。40歳。ボケ(場合によってはツッコミ)担当。立ち位置は向かって右。