先攻のギャロップが後攻のテンダラーに277-272で勝って関西ダービーを制し、準決勝に進出した。

ギャロップは毛量の違うカツラをテーマにした漫才を展開。林健(45)は「よくできた。今まで一番いい出来」と胸を張った。勝った瞬間、毛利大亮(41)は公私ともに世話になっているテンダラーに勝ち「ホンマに世話になって…」と思わず涙した。林は「もともと勝つために来た。テンダラーさんに勝ったので、優勝します」と語った。

結成年数最長の28年はテンダラーは「運命」をテーマにキレのある漫才を披露するも、僅差で敗れた。。

白川悟実(52)は「ケガ無くできた」と語り、浜本広晃(49)は「緊張してた。林くんがカッコよく見える瞬間があった」と話した。

大会アンバサダーを務める松本人志は関西ダービーについて「期待通り。(テンダラーは)漫才マシーンやな。ギャロップはカツラだけで6分行くっていう勇気がすごい」と語った。敗れたテンダラーについては「優勝候補って言われてたんですけど…」とフォローした。

準決勝は超新塾と囲碁将棋の勝者と激突する。

 

◆ギャロップ(吉本興業 大阪 所属)03年12月結成。

林健(はやし・たけし)1978年(昭53)5月17日生まれ、大阪市出身。45歳。ボケ担当。立ち位置は向かって左。

毛利大亮(もうり・だいすけ)1982年(昭57)4月11日生まれ、京都府出身。41歳。ツッコミ担当立ち位置は向かって右。