NHK山名啓雄メディア総局長の定例会見が24日、東京・渋谷の同局で行われ、15日放送の報道番組「ニュースウオッチ9」の内容について謝罪した。

同日の番組では「新型コロナ5類移行一週間・戻りつつある日常」と題した短いVTRを放送。新型コロナワクチン接種後に家族を亡くした人のインタビューを紹介したが、映像内ではワクチンについて触れず、コロナ感染により亡くなったと受け取れるように編集したとして抗議を受けていた。

山名メディア総局長は「今回の放送は伝え方が適切ではなく、取材に応じてくださった皆さん、視聴者の皆さんに深くおわび申し上げたい」と謝罪。現在は番組関係者へのヒアリングを行っている段階とし「問題点を洗い出し、再発防止に徹底的に取り組んでいきたい」と述べた。

稲葉延雄会長も直前に行われた定例会見で「あってはならないこと。視聴者や関係者にご迷惑おかけしたことを、改めておわびしたい」と述べた。

同番組では、16日の番組内で田中正良キャスターが「取材に応じてくださった方や視聴者の皆さまに深くおわび申し上げます」と謝罪。公式サイトでも「コロナウイルスに感染して亡くなったと受け取られるように伝え、ワクチンが原因で亡くなったというご遺族の訴えを伝えていませんでした。適切ではありませんでした。深くおわびいたします」としていた。