広末涼子(42)とのダブル不倫報道を認め、14日に自身のツイッターで謝罪した人気シェフ鳥羽周作氏(45)を描き、4月21日に公開されたドキュメンタリー映画「sio/100年続く、店のはじまり」(森田雄司)の配信が、7月から予定されていることが14日、分かった。また、公開から2カ月近くが経過したが、新規上映の希望も劇場から寄せられているという。

「sio/100年続く、店のはじまり」は、ミシュランガイド東京2020から4年連続一つ星を獲得する代々木上原「sio」のオーナーシェフであり、数多くの企業のフードプロデュースを手がける、飲食業界の風雲児・鳥羽氏に密着。順風満帆に見えるsioグループだが、速すぎる成長と大きすぎる鳥羽シェフという存在は、共に働くスタッフたちにきしみと迷いをもたらし一番、身近な家族を取り残していく。コロナにさいなまれる日本で、「おいしい」で幸せを届けるために孤独に走り続ける1人のシェフ、鳥羽氏を追いかけた。

関係者は、日刊スポーツの取材に「劇場様より新規上映のご希望をいただいていること、7月より配信開始を予定していることは事実となります」と答えた。また、配信に関しては「広末さんとの報道がある前より配信に向けて動いていたこともあり」と、一連のダブル不倫騒動の前から動いていた話であると明らかにした。

映画の公開2日前には、製作サイドが映画に寄せられた著名人のコメントを公開し、広末もコメントを寄せていた。その中で

「大切なのは、ハングリー精神かサービス精神か? 正しいのは、性善説か性悪説か? "ひとのために"頑張れる人が何より強い。日本が美味しい笑顔で溢れている原点を垣間見ました。世界に誇れる"おいしい"に、きっとあなたも立ち会えます。」

と、鳥羽氏と同氏の料理を絶賛した。文春オンラインが7日にダブル不倫を報じた中で、5月中旬に妻子持ちの鳥羽氏が経営するレストランをショートパンツ姿で訪れ、互いに肩をもみ合ったり、6月上旬には、鳥羽氏の宿泊するホテルに広末がチェックインしたと伝えたが、それ以前から2人が親密な関係であったことが、映画に寄せた広末のコメントからもうかがえる。

広末の所属事務所は14日、無期限謹慎処分を発表し、広末本人もマネジャーのインスタグラムアカウント上に直筆メッセージをアップし「一部、週刊誌で報じられているとおり、鳥羽様との関係は記事のとおりです。鳥羽様のご家族に悲しい思いをさせてしまったこと、辛い気持ちにさせてしまったことを何よりも申し訳なく思っています」などと謝罪した。

一方、鳥羽氏も同日、ツイッターで文書を発表。「報道に対して正直に説明させていただきます 今まで何も発言できておらず申し訳ございませんでした。皆様におわびしなくてはいけないことがあります。最初に報道があったときに、不倫の事実はない、と嘘をついたことです」などと謝罪した。