18年連れ添った米俳優ケビン・コスナー(68)との離婚を申請したモデルのクリスティーン・バウムガートナー(49)が、家から出て引っ越すことを拒否していることが分かった。

コスナーと2004年に結婚し、3人の子供をもうけたバウムガートナーは先月1日、突然離婚を申請したことが報じられていた。

オンラインメディアRader Onlineなどによると、2人は婚前契約を結んでおり、離婚に際しては申請から30日以内にバウムガートナーが家から出ていくことになっていたという。しかし、1カ月以上が経過しても出ていくことを拒んでいるため、仕事で長期留守にしていたコスナーが自宅に戻ることができない状況だという。

コスナーは婚前契約に従って妻の引っ越し費用として新居の頭金20万ドルを含む120万ドルを支払ったものの籠城を続けており、即刻退去を求める法的手続きを始めたと伝えられている。コスナーは、カリフォルニア州ロサンゼルス北部の海辺の街カービンテリアに1994年に購入した自宅があるほか、コロラド州アスペンなど複数の不動産を所有している。

報道によるとコスナーは、12~15歳の子どもたちの養育費一環として月3万ドルの家賃や引っ越し費用1万ドルも支払う用意があるといい、結婚時に10万ドル、結婚1周年にも10万ドルを贈っており45万ドルの貯金もあることから、新居を購入するには十分なお金を持っていると主張している。

「和解しがたい相違」を理由に突如離婚を申請されたコスナーは、「寝耳に水で、非常に驚いている」と関係者は語っていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)