元モーニング娘。藤本美貴(38)が8日、都内で行われたNintendo Switch向けゲーム「チコちゃんの脳活研究所」発売発表会に出席し、61歳で亡くなったダンサー夏まゆみさんの訃報にコメントした。

夏さんはモーニング娘。やAKB48の育ての親として知られる。先月21日に亡くなったことが伝えられ、藤本は「本当にびっくりしました」と話した。3月にYouTubeチャンネルの撮影で共演しており「見た目も変わらず、お元気そうでした」と振り返った。

メディアでは夏さんの厳しいレッスン風景が紹介されてきたが、人柄については「テレビだと怒っているイメージが強くて、それが悩みだと言っていた。本当は優しすぎて熱すぎて、涙を流すような人。そこを分かってもらえたら」。また「人としての背中を見せてもらったし、素晴らしい振り付けを残していただいた。感謝しかないです」と語った。

元AKB48で現在は芸能界を引退し、ゲームを開発したクラウズプレイカンパニーに勤める片山陽加さん(33)も出席した。夏さんにダンスを教わり「あんなに熱心なのは夏先生しかいない。この世界のことを全て教えてもらった」と感謝した。

NHKバラエティー「チコちゃんに叱られる!」の人気キャラクター、チコちゃんをモチーフにした脳活ゲームが6日に発売された。藤本はイベントでゲームを試遊し、声を上げながら楽しんだ。一方で、終了後に診断された脳年齢は「50歳」。少し納得いかない様子で「早く楽屋に戻って、もう1回脳年齢をはかり直したい。こうやってみんなハマってくんだろうな」と笑った。