吉本新喜劇の最古参メンバー、桑原和男(くわばら・かずお=本名・九原一三)さんが10日、老衰のため、神戸市内の病院で亡くなった。87歳。元座長で、現在は吉本新喜劇GM(ゼネラル・マネジャー)に就く間寛平(74)が、桑原さんが座長時代を思い、しのぶコメントを寄せた。

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吉本新喜劇GM・間寛平 桑原兄さんが新喜劇の中で一番年配で、歴(キャリア)も上で、その次に自分、その後めだかちゃん、末成由美ちゃんでした。

ぼくは(駆け出し時代)桑原兄さんの座にいれてもらってました。その時は何も怒らない。好きなようにさせてくれました。桑原兄さんも好きなようにやるしマイペースな人でした。

長いこと新喜劇をささえてきてくれて、本当にお疲れさまでした。これからは桑原兄さんの分もみんなで頑張っていきたいと思います。