関西ジャニーズJr.内グループ「Lil(リトル) かんさい」の西村拓哉(20)と俳優上杉柊平(31)がダブル主演を務める、ドラマ「ワンルームエンジェル」(MBSで木曜深夜1時29分、テレビ神奈川で木曜深夜1時など)が10月19日から放送されることが決まった。

漫画家はらだ氏の人気コミックが原作。人生投げやりなコンビニ店員のヤカラ男、幸紀(上杉)が、記憶喪失の天使(西村)と出会い、奇妙な同居生活を経て心にある感情を芽吹かせていく物語となっている。

西村は「出演のお話を伺ってすぐに原作を読んだのですが、想像していたストーリーとは違って、すごく温かくて繊細で、すてきなヒューマンストーリーだなと思いました」とコメント。ドラマの見どころについては「寂しさや苦悩などいろんな感情を抱えた2人が出会い、互いに素直に生きる。出会いから別れまで2人の人間性や関係性が少しずつ変わっていく様子を細かく表現して、演じきることができればいいなと思っています」とコメントした。

上杉は「日常を過ごしていると身体に入ってくる社会の汚い部分、人の醜さや自分へのやるせなさなど多くのマイナスなエネルギーがあります。皆そういった物をかみ砕きながら毎日を生きているわけですが、その蓄積は気付けば生きていくことへの活力を奪ってしまう事があります。それと同時に寂しさや愛されたい気持ちは見えない所に追いやられてしまいます。そんな中で出会う幸紀と天使、意味を持って引き寄せあった2人がどう生きるのか、丁寧に向き合いながらお芝居しています。毎日が素晴らしく、充実しているものかどうかはわからないけど、人生は悪くないな、と思っていただける作品になればうれしいです」とコメントした。

MBSドラマシャワー枠は2年目に突入し、今作はその第3弾の作品となる。全6話で展開され、テレビ神奈川をはじめ、チバテレ、テレ玉、とちテレ、群馬テレビでも順次放送予定となっている。