乃木坂46与田祐希(23)が1日、都内で行われた映画「OUT」(品川ヒロシ監督、11月17日公開)の完成披露上映会に出席した。ヒロイン皆川千紘役で出演する。芋が大好きで、品川監督から撮影現場での“芋エピソード”を暴露された。

黒の膝上ワンピース姿で登場。「さっき役との共通点を聞かれたんですけど、逆にこちらから聞いてみたら、怖いもの知らずなところと言われました。でも私、ヤンキー怖いので。結局は性別、女性ということころ(が共通点)だと思います」とあいさつし、品川監督らの笑いを誘っていた。

累計発行部数650万部突破の漫画が原作。主演は倉悠貴(23)。伝説の超不良、井口達也が少年院を退院したその後の人生を、新たな仲間たちや家族との絆を通して描く実録青春物語だ。

男性キャストたちが挑戦した激しいアクションシーンについて、与田は「どうかみんな無事でいてくれてって思っていました。けがしないように、って」と振り返った。水上恒司から「この中だったら一番誰のアクションがよかった?」と聞かれると、「プレッシャー…」と苦笑い。小考した上で「(下原)一雅。足が長かったです」とこの日登壇していない宮澤佑が演じる敵キャラクターの名前を挙げ、品川監督から「なかなかいい逃げ方だと思うよ」とフォローされていた。

品川監督からは「与田ちゃんは、とにかく差し入れがすごかった」と明かされた。「せめてもの気持ちです。現場に行くたびに皆さんが弱っていくから、元気をつけてもらわないと、と思って」と答えた。品川監督からは「1回、与田ちゃんが生の芋を巻いたアルミホイルを持って来て。ストーブの火がでかいから焼き芋を作ろうとして。そんなアイドル初めて見た」と暴露された。与田は「焼けそうでしたよね」とニッコリ。品川監督から「現場で芋焼くなよ!」とツッコまれ、笑いを誘っていた。

醍醐虎汰朗、JO1の與那城奨、大平祥生、金城碧海らも出席。与田は男性キャスト陣がしり相撲対決に臨むと、優勝した金城に賞品の松阪牛の目録を渡し、「たくさん食べてください」と伝えていた。