コント日本一を決める「キングオブコント2023」決勝が21日、TBS系で生放送され、お笑いコンビ、サルゴリラが過去最高得点で優勝した。優勝が決まると2人はガッツポーズ。結成7年目、初の決勝進出で優勝に輝き、赤羽健壱(44)は「やりました! ありがとうございます」と笑顔。

ファーストステージで「マジック」のネタで、1位となる482点、ファイナルステージで、「部活」のネタで482点を獲得し、合計得点964点で1位を獲得。史上最多となるエントリー総数3036組から頂点に立ち、第16代キングの称号と優勝賞金1000万円を手に入れた。児玉智洋(43)は優勝後、「部活」ネタにちなみ「優勝しました。ありがとうございます! 1000万円分の魚を買いたいと思います」と笑った。

昨年同様、8時間生放送された同局系お笑い特番「お笑いの日2023」のトリを飾った同大会では、昨年に続き、ダウンタウン松本人志(60)東京03飯塚悟志(50)かまいたち山内健司(42)バイきんぐ小峠英二(47)ロバート秋山竜次(45)が審査員を務めた。

審査委員長の松本はファーストステージで最高得点の97点を付けた。今大会を「めちゃくちゃ難しかった」とした上で「日本最高峰のコントの戦いを今年もたっぷり観させてもらえてうれしい。3位4位が優勝しててもおかしくないくらいでした」とハイレベルな戦いを振り返った。

決勝には、吉本興業からは隣人(初)、カゲヤマ(初)、サルゴリラ(初)、蛙亭(2年ぶり2度目)、ニッポンの社長(4年連続4度目)。ワタナベエンターテインメントからはゼンモンキー(初)、ファイヤーサンダー(初)。マセキ芸能社からジグザグジギー(7年ぶり3度目)、ASH&Dコーポレーションからラブレターズ(7年ぶり4度目)、SMA NEET Projectから、や団(2年連続2度目)が出場した。

 

【ファーストステージ】

<1>サルゴリラ 482点

<2>カゲヤマ 469点

<3>ニッポンの社長 468点

<4>ファイヤーサンダー 466点

<5>や団 465点

<6>ラブレターズ 464点

<7>ジグザグジギー 464点

<8>蛙亭 463点

<9>隣人 460点

<10>ゼンモンキー 456点

 

【ファイナルステージ】

<1>サルゴリラ 482点+482点=964点

<2>カゲヤマ 469点+476点=945点

<3>ニッポンの社長 468点+466点=934点

 

 

◆キングオブコント歴代優勝者(所属※当時)

▼08年 バッファロー吾郎(よしもとCA大阪)

▼09年 東京03(プロダクション人力舎)

▼10年 キングオブコメディ(プロダクション人力舎)

▼11年 ロバート(よしもとCA東京)

▼12年 バイきんぐ(SMA NEET Project)

▼13年 かもめんたる(サンミュージックプロダクション)

▼14年 シソンヌ(よしもとCA東京)

▼15年 コロコロチキチキペッパーズ(よしもとCA大阪)

▼16年 ライス(よしもとCA東京)

▼17年 かまいたち(よしもとCA大阪)

▼18年 ハナコ(ワタナベエンターテインメント)

▼19年 どぶろっく(浅井企画)

▼20年 ジャルジャル(吉本興業 東京)

▼21年 空気階段(吉本興業 東京)

▼22年 ビスケットブラザーズ(吉本興業 大阪)

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