米映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(ポール・キング監督、12月8日公開)主演の米俳優ティモシー・シャラメ(27)が20日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた、チョコレート・カーペット・イベントに登壇した。

世界最速上映を控える中、集まった1200人のファンの中に自ら飛び込み、自らファンのスマートフォンを手に一緒に撮影する自撮りOKと“プリンス・オブ・ハリウッド”の愛称で世界各国を酔わせる神対応を日本でもさく裂させ、ファンを熱狂させた。

劇中で演じる主人公ウィリー・ウォンカのチョコレート工場をイメージしたセットから漂うチョコレートの香りの中、シャラメはチョコレートカーペットに降り立った。寒風が吹きすさぶ中、薄いパープルの光沢あるスーツを身にまとい、胸元を開けて歩くと、語りかけた女性ファンと熱い抱擁を交わした。ウォンカが作る魔法のチョコのように甘い抱擁に、女性ファンは感激のあまり、震えて泣き出した。

16日に仕事として初来日を果たしてから4日がたったが、インスタグラムに六本木にいる様子を投稿するなど、多忙な中でも日本を満喫しているようだ。「日本はアメイジング! 最高! 大好きだよ。映画の宣伝じゃなく、プライベートで、ぜひ来たい」と笑みを浮かべた。そして「お会い出来てうれしい。12月8日から公開の映画、楽しんでください」と呼びかけた。

この日は、05年の前作「チャーリーとチョコレート工場」からの人気キャラクター・ウンパルンパを演じた英俳優ヒュー・グラント(63)とポール・キング監督、デイビッド・ヘイマン、アレクサンドラ・ダビーシャーの両プロデューサーも登壇した。