歌手中森明菜（58）が、17日放送されたニッポン放送特番「中森明菜オールタイムリクエスト」にメッセージを寄せ、声で放送を盛り上げた。
中盤では、パーソナリティーを務めるミッツ・マングローブのリクエスト曲「BLONDE」について「マフィアの彼女、マフィアの女というイメージで作り、演出した」と制作秘話を語り、「本当は踊りがとっても大変な曲でした」。
ウエストを絞ったボディコンにソバージュのヘアスタイルという衣装の世界観について「派手でお金持ちで、金銀にまみれた感じを出そうと、エルメスさんに生地を譲っていただき、お衣装を作らせてもらった」と明かし、「ウエストも相当きつくて、おしりプリプリで、かなりつらかった」と飾らないトークを展開した。
世の中の男性がヤワになっていると嘆く歌詞の世界観にちなみ、「恋愛に興味がない男性が多いなと日々感じております。そのせいで、私は今も1人です」とおちゃめに語った。
この日は、40周年を迎えた明菜の名曲を4時間にわたりオンエアするリクエスト番組。オープニングで、デビュー曲「スローモーション」をBGMに「皆さんこんばんは。中森明菜です」と落ち着いた声であいさつし、「ずっと聞いていてください。切らないでください。切らないで！」とおどける場面もあった。
ニッポン放送によると、明菜のコメントは所属事務所が収録し、提供を受けたという。
