2015年に解散したアイドルグループ、アイドリング!!!の元リーダーで、現在はボイストレーナーなどとして活動する遠藤舞さんが15日までにX(旧ツイッター)を更新。

自身が性暴力を受けるも告発できなかった過去を明かした。

遠藤さんは、「週刊文春」が報じたダウンタウン松本人志の一般女性への性的行為強要疑惑をめぐる一部SNS上の声を受け、「性的な被害に遭った経験があるならなぜその時に声を上げなかった?との声があるので私の体験を書きます」と、仕事関係者との打ち上げに参加した際の出来事について書き出した。

酒宴の後、泥酔した権力者の乗ったタクシーに押し込まれ、「車中で身体をまさぐられ『どれだけオレがお前を好きか』など言われました」。家まで送ると言われるも、拒否して降車し、ショックで泣きながら当時の交際相手に電話をしたが、「逆に隙を見せたお前が悪いなどと私が叱られてしまい『あぁ、声って届かないんだ』と絶望しました」といい、「私は強制性交されたりはしておりませんが、性的に嫌な目に遭った後は身体を洗いたくなり長い時間熱いシャワーを浴びて血が出そうなほど身体を洗いました」と振り返った。

こうした経験から「レイプ被害にあったら証拠を残すためにすぐに警察にかけこめとはよく言われることですが、ショック状態で冷静な判断をし気持ちが悪い身体をそのままにしておける強い女性ってどれくらいいるのでしょうか」と疑問を投げかけた。