タレント出川哲朗(59)が、3日放送のテレビ東京系「伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評」(土曜午前11時3分)に出演。人気番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」のゴールデン進出が決まった当時、テレ東と「結構もめた」と明かした。

番組は深夜帯でスタートし、17年にゴールデンに進出した。出川は「1回だけやった時にマネジャーに言ったのは覚えてるんだけど、『この番組、次オファー来た時必ずスケジュール空けてくれ』と。絶対面白くなる可能性がある。基本3日間くらい空けなきゃならないけど、絶対に空けてくれと」と人気番組に成長する予感があったという。

一方で「レギュラーになる時はテレ東と結構もめて」と舞台裏を明かし、「ゴールデンになるにあたってルールを変えると。設定金額を決めたり、民家泊じゃないとダメだとか。要は“ザ・テレ東”でやってるあの枠のいろんなルールを足してやってくれって言われたから、そこは本当に戦いました」と振り返った。

テレ東側の要望をはねのけ「絶対ダメだと。この番組は全くのんびりで何にも決めないあの深夜が良かったから、ゴールデンになる時もそのルールは絶対撤廃するべきだと」と力説。「あとテレ東のお偉方はゲストをいっぱい呼びたいと。それはやめてくれ、2人でいいって。あまり入れすぎると肝心の地元のみんなとのふれあいが薄くなっちゃうから。多くても2人以上は絶対入れないでくれと、そこはね、戦いましたね」と語った。

元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏は「すごい。その通りになってるし、面白さも損なわれないまま」と出川の判断に拍手。出川は「それは本当に良かったなと思います」と笑顔で話した。