講談家の六代目神田伯山(40)が10日、自身のX(旧ツイッター)を更新。講談中の携帯電話の鳴動を嘆いた。

「どんなに事前に注意をしても、携帯鳴らす人はいる。前座が開演前にお客様の前に立ち、『携帯をオフにしてください』と言っても鳴らす」と切り出した。

続けて「そして一生懸命やっても、アンケートの感想が携帯鳴ってしまったになる。毎回、悲しい。それでもその他の多くのお客様、ありがとうございました」と心を抑えつつも、その後の連続投稿で本音を吐露した。

「携帯鳴らされて台無しになるのが嫌だから。比較的ダメージが少ない滑稽なものだけやろうというのも、失礼な考えだから避けたい。なので、毎回注意をさせてもらい。お客様と一緒に場を共有して、読みたいものを読んでいきましょう」と注意喚起を促し「今は過渡期で、いつか鳴らなくなる日もくるでしょう」と期待した。

最後に「それでもごく一部の鳴らした人以外は、最高のお客様でした。熱気がすごくて一体感が物凄く。熊本は八千代座以来で3年ぶりでしたが、また伺います!」と締めくくった。

神田は1月にも同様の投稿を行い、注意喚起を行っていた。神田の一連の投稿に対し「不思議なことに映画館では殆ど鳴らない。年寄りが多い午前の回でも。クラシックも基本鳴らない。電波遮断装置もあるし。1番鳴るのが寄席。電車やスーパー等普通に外にいる時より鳴る。鳴らす老人が集まるのが寄席。講談もマニアックな会は鳴らない。初心者が多いと鳴るから人気のバロメーターかも」「伯山先生いつでも頑張ってください^_^携帯鳴らして他の人の迷惑になるのでなったら気になりますよね^_^伯山先生が正しいと思います」「今日の独演会でも鳴ってしまったんですか… 推しの一人としても残念です… 先生と一緒に気持ち良く終わりたいものです…」などと書き込まれていた。