れいわ新選組公認で次期衆院選の大阪13区に立候補予定のタレント八幡愛が22日、X(旧ツイッター)を更新。父親のギャンブル依存症に苦しんだという過去を明かした。

ドジャース大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平氏が違法なスポーツ賭博に関与したとして球団から契約解除されたことが話題となる中、八幡氏は「私はギャンブル依存症の父に苦しめられ傷つけられてきました」と告白。それによって「一家離散」したという過去を振り返った。

自身も海外を訪れた際には「自分は父とは違う、自分でコントロールができるからと」との思いから、現地のカジノを楽しむこともあったという。

現在は一切やめているといい、「今思うと皮肉な話ですが、ギャンブルで一家離散してるくせに、どこかで理解したいというか、繋がりを求めていたのかもしれません。こんなこと言うのも癪ですが、ギャンブルをしていない父に会ってみたかった、かもしれない」と当時の自身の思いを推し量った。

続けて「私と同じように自分をコントロールできるんだという人がほとんどだと思いますが、それができない人もきっといて、その家族はずっと苦しむし連鎖することを知ってほしいです。ギャンブルに限らず、あらゆる依存症の方が治療につながりますように。日本は罰するのみで、依存症に対して医療へ繋げ再生させる仕組みが他国に比べて遅れをとっていると思います。依存症に苦しむ人が、これ以上周りの人を傷つけませんように」と、ギャンブル依存症を患う家族を持つ立場から思いをつづり、「とにかく改めて言えるのは、日本に、大阪に、カジノはいらないです」と訴えた。