NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜午前8時)の第25週振り返りが23日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

第25週「ズキズキするわ」は、スズ子(趣里)にテレビの歌番組「第7回オールスター男女歌合戦」のオファーが届く。もちろん大トリだ。しかし、丸の内テレビのディレクターの沼袋勉(中村倫也)は、トリ前に新進気鋭の人気若手歌手・水城アユミ(吉柳咲良)を歌わせたいと言う。スズ子は雑誌で「ブギは終わり、これからは水城アユミの時代」と書かれたばかりだった。しかも、アユミからスズ子の「ラッパと娘」を歌わせてもらえないかとお願いをされる。迷うスズ子は、アユミに歌ってもらう結論を出す。そして歌合戦で、アユミは「ラッパと娘」、スズ子は「ヘイヘイブギー」を熱唱する。

来週予告も放送された。

最終週「世紀のうた 心のうた」は、オールスター男女歌合戦を終えたスズ子(趣里)は、ある一つの決意を固める。スズ子が「わて、引退しようと思います」、羽鳥善一(草なぎ剛)が「僕は君と絶縁します」などと話すシーンがあった。

X(旧ツイッター)には「羽鳥先生と茨田さんの顔見てたら最終回悲しくてなってきた。2人好き」「最終週まで出てくる鮫島鳥夫」「来週は毎日涙涙になりそうだわ」「予告には懐かしい顔ぶれが…終わっちゃうのが寂しいね…」「スズ子の引退どう描かれるか楽しみだな」「予告だけで泣ける」と反応があった。

前日も「来週予告に懐かしい面々が。いよいよ最終週」「『絶縁』という穏やかではない台詞を吐く羽鳥」「最終週の予告で大泣き」「ついに来週最終回…ブギウギロス!」「橘センパイ」「松永生きてた」「羽鳥先生どーした?来週は最終週か!懐かしい顔ぶれ!引退コンサート?」「最終週なのにまた何かありそうで…」「えっ、林部長に松永さんに!」などとコメントが並んでいた。

「ブギウギ」は109作目の朝ドラで、戦後の大スター“ブギの女王”笠置シヅ子さんをモデルにした作品。小さな頃から歌って踊ることが大好きだった花田鈴子は、大阪・道頓堀の梅丸少女歌劇団(USK)に入団し、歌手の道を歩み始める。人気作曲家との出会いや青年との恋、つらい別れを経験しながら、戦後の傷ついた日本を歌で明るくし、スター歌手の階段を一気に駆け上がっていく。主題歌は中納良恵、さかいゆう、趣里が歌う「ハッピー☆ブギ」。脚本は足立紳氏と櫻井剛氏、音楽は服部隆之氏が担当する。語りは高瀬耕造アナウンサーが務める。