テレビ朝日の朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)は4日、ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平氏の違法賭博疑惑に関する報道をめぐり、先日の放送の中で、米メディアの記事を誤って引用したとして、謝罪した。

1日に4代目アシスタントに就任したばかりの同局新人アナウンサー、松岡朱里アナが「ドジャース大谷翔平選手の元通訳の違法賭博疑惑をめぐり、ロサンゼルス・タイムス紙を引用し、検事が大谷選手の弁護士に違法なブックメーカー側への送金は、連邦捜査機関が扱う犯罪に該当しないという見解を示したとお伝えしましたが、これは別の事件で捜査対象になった元ドジャースの選手の弁護士に伝えた内容でした」とコメントを読み上げ「おわびして訂正します」と述べた。

このニュースをめぐっては、1日に放送されたNHKの報道番組「ニュース7」の中でも、月~木曜のキャスターに就任したばかりの副島萌生アナが「おとといのこの番組で、大谷選手の元通訳が違法賭博に関わっていたとされる問題をめぐり、ロサンゼルス・タイムズの記事を引用する形で、検事が大谷選手の弁護士にブックメーカー側への送金は連邦捜査機関が扱う犯罪に該当しないという見解を示したとお伝えしました」「しかし、これは、別の事件で捜査対象になった元ドジャースの選手の弁護士に伝えた内容で、犯罪に該当しないという見解は大谷選手ではなく、元ドジャースの選手が対象でした。確認が不十分でした。大変失礼しました」と局の見解を述べ、頭を下げた。