東大医学部卒で、元NHKアナウンサーの膳場貴子(49)が初MCを務めたTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)が7日に放送され、平均世帯視聴率が13・0%だったことが8日、ビデオリサーチの調べ(関東地区)で分かった。平均個人視聴率は7・1%だった。関口宏(80)が最後のMCを務めた前週の3月31日放送回の平均世帯視聴率は12・8%、平均個人視聴率は7・1%だった。

白のワンピース姿で登場した膳場は番組冒頭、「関口宏さんのバトンを受け継ぎつつ、みなさんと新しい日曜日をつくっていけたらなと思っております。どうぞよろしくお願いします」とあいさつした。

関口は3月31日で「サンデーモーニング」を卒業。番組終盤、スタジオの中央に立つと「今日のこの放送をもちまして、私担当の『サンデーモーニング』は終了となります。36年と6カ月でございます。長い間ありがとうございました」とあいさつした。

関口は後任の膳場を紹介。膳場とグッと握手を交わした。「関口さん、36年と6カ月、お疲れさまでした」とねぎらわれると、「ありがとうございます。またよろしくお願いします」と笑顔。膳場が「私たちが生きている時代そのものとずっと向き合ってきている番組だと、今改めて思いました」と番組の歴史に触れつつ「日曜日のゆったりした時間の中でじっくりニュースと向き合って、スポーツは楽しくキリッとお伝えしていきたいと思ってます」と意気込むと、関口は「いいですね。日曜日の朝っていうところを1つ大事にしていただいて」とエールを送った。

「関口宏ロス」続出 卒業後初「サンモニ」に「なんか変」「ちょっとさみしい」「なんか違うな」