ユーチューバーのゆたぼん(15)の父親で心理カウンセラーの中村幸也氏が8日までに、X(旧ツイッター)を更新。息子の高校受験不合格に対する思いをつづった。

中村氏は「ゆたぼんは学校に行かないでYouTuberをしながら色んな人に出会って様々な経験を積んできた。それに対して『学校に行った上で色んな経験を積め』とコメントしてきた奴がいた。しかし、もしゆたぼんが嫌々学校に行っていたら今のゆたぼんは存在してない。すべてのプロセスを経て、今に至っているのだから」とポスト。

この投稿に「学校に行かないで様々な経験を積んだ結果ゆたぼん君は高校受験で落ちてしまった訳で御座いますよね? 中学校に通わないという事は高校にも通えないという事であり、人生を捨てているのと同じで有ります。ゆたぼん君の人生を台無しにしたお父様の責任は大きいと存じます」との声があり、中村氏は「学校に行かないだけで人生捨ててるとかアホの極みか? 高校なんて別に落ちてもなんてことないし、それ以上に貴重な経験を積んできてんだよ!だいたいゆたぼんの人生はまだまだこれからだし、何も台無しにもなってないし、頭イカれてんのかよ、消えろやカスが!」と怒りをあらわにした。

ゆたぼんは高校受験について、自身のYouTubeを通じて、中学1年~2年の時に学校に行っていなかった分の内申点が影響したなどと説明していた。中村氏は「時代錯誤な内申点なんてあと数年でなくなる。ゆたぼんのように『学校に行かない』という選択をする子どもたちはますます増えていく。ゆたぼんも学校に行かないですごく貴重な経験を積み重ねてきた。学校に行く子も行かない子も、学びの機会が保障される社会にしていくのが大人のつとめ」と記述。

加えて「不登校は逃げだとか甘えだとか人生捨ててるとか言うようなアホなゴミクズは放っておいたらいい。そんなこと言ってる奴が何かしてくれるわけでもないし、子どもを信じて守ってやれるのは親だけだから。世間が何を言おうと、どこの誰がなんと言おうと関係ない。学校に行っていても不登校でも信じてやれ!」と投稿した。

ゆたぼんは7日のXで「「僕は不登校だった事も、YouTubeをしてきた事も、高校受験した事も一切後悔してません。これまでの自分を否定しないで、これからの自分の事を信じて突き進みます!」とつづり、4日は今後の進路について、高卒認定試験を受けると明かした。