英国ヘンリー王子(39)の妻メーガン妃(42)が先日立ち上げた新たなライフスタイルブランド「アメリカン・リビエラ・オーチャード」の第一弾となる商品が、SNSでお披露目された。

米ピープル誌によると、ブランドの最初の商品となる瓶入りいちごジャムが、親しい友人らに贈呈されたといい、受け取った人たちが自身のSNSに写真をシェアしている。

シリアルナンバーが入った限定50個の非売品ジャムを受け取ったのは、ファッションデザイナーのトレイシー・ロビンスさんや王子の友人でポロ選手のナチョ・フィゲラス氏の妻でアルゼンチンの社交界の人気者デルフィナ・バルキエさんら。

今年1月にジャマイカで行われたボブ・マーリーの伝記映画のプレミアに夫妻を招待したパラマウント・ピクチャーズEOブライアン・ロンス氏の妻でもあるトレイシーさんは、「朝食、昼食、夕食が、ちょっと甘くなりまた」とメッセージを添えて「17of50」とシリアル番号が描かれたブランドのロゴ入りラベルが貼られたジャムの写真を投稿。ラベルはメーガン妃自身の手書きのように見えると、話題になっている。

また、12日に米フロリダ州で行われたポロの慈善試合で王子と対戦したフィゲラス氏の妻も、「ストロベリージャムが、幸せな気持ちにしてくれる」とコメント入りでジャムの写真を投稿している。

一部のユーザーからは、ラベルのふちが、はがれているとの指摘もあり、エコの観点から瓶を再利用できるようしっかりと貼り付けられていない可能性も取りざたされている。

英デイリー・メール紙は、妃が暮らす米カリフォルニア州モンテシートで採れたイチゴを使って妃自身が手作りした可能性が高いと伝えている。

ブランドの商標登録申請によるとジャムやマーマレードなどの食品に加えてキッチン用品、テーブルウエア、ガーデニング用品、料理本など幅広い商品を展開する予定だと報じられているが、発表時に具体的な商品など中身が何も明かされなかったことから困惑が広がっていた。ジャムの一般販売に関する情報は、いまだ発表されていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子)