俳優黒沢年雄(80)が、介護士たちのの待遇改善を訴えた。黒沢の妻でモデルの街田リーヌ(76)は介護施設に入所している。

黒沢は20日、ブログを更新。「ほとんど方が…他人の為に尽くしたい、世の中の為に役に立ちたいの希望と夢に向かって介護士になったのに…現実は…!?厳しい労働,安い賃金…何だこりゃである」(原文ママ)と介護士を取り巻く労働環境に物申した。新卒社員の初任給が30万円の企業もあるとして、「難しい難関を得て介護士になって,既に何年か経ってるのに30万にも満たない介護士さんの事を思うと…逆だろうと思う」と介護士の給与の低さに疑問を投げかけた。

さらに「夢と希望とはかけ離れた現場を味わって辞めていく介護士さん達…他にも救急隊や消防士、警察…目に見えない影の功労者に世の中は目を向けてそれに見合う収入を…即刻実行させて頂きたい!」と介護士以外の職業にも触れて、「政治家の皆さん…それが貴方方の仕事。元気で働かず恩恵を盗んでいる輩を切り捨てる覚悟で実現して頂きたい」と政治家たちに呼びかけた。

黒沢は今春、愛犬アランをブリーダーに引き取ってもらい、妻が介護施設に入所するなど生活が激変した。自身は妻が暮らす介護施設から近く、看護師が在中するマンションで生活している。