ロック歌手矢沢永吉(76)が9日、東京ドームでソロデビュー50周年記念コンサートを行った。同所公演は18年9月以来、約7年ぶり6度目で、76歳2カ月での単独公演は日本人の最年長記録だ。
地鳴りのような「永ちゃん」コールが響く中、「レイニー・ウェイ」で幕開け。スタンドマイクを1回転させるとハンドマイクに切り替え、両手を突き上げて「ロックンロール!」と激しくシャウト。「ようこそ、いらっしゃい~。一緒に行こうぜ~」。
最初のあいさつで「まさかのソロ50周年。あっという間だった。(ソロ転向直後に)絶対につかんでやると思った。『青春』という言葉があるがまさにそのど真ん中だった。今日はゆっくり楽しんで。ヨロシクッ」。その後も600曲を超える自作曲からえりすぐったナンバーをズラリと並べた。「Risky LOve」では長女の洋子(39)と約7年ぶりに共演。後半には米国製大型車ハマーに乗って一周した。
矢沢と東京ドームは縁が深い。78年に前身の後楽園球場で日本人ロック歌手として初の単独公演を開催。東京ドームが開業した88年にもステージに立った。「今日は幸せ。皆さん、本当にありがとう」。アンコールの「止まらないHa~Ha」では何度もタオルが舞った。「最高だよ、最高~っ」。
昭和、平成、令和と駆け抜けたロックのカリスマは2時間超で23曲を披露。前日と合わせて2日間で約11万人を酔わせ、節目のステージを締めくくった。【松本久】
◆矢沢永吉(やざわ・えいきち)1949年(昭24)9月14日、広島生まれ。72年にロックバンド「キャロル」のリーダーとしてデビュー。75年に解散し、同年にソロデビュー。「時間よ止まれ」「YES MY LOVE」などヒット曲多数。紅白歌合戦には09年と12年にゲスト出演。94年のTBS系ドラマ「アリよさらば」、99年の映画「お受験」に主演するなど俳優としても活躍。78年発売の自叙伝「成りあがり」は100万部超のベストセラー。血液型B。
◆セットリスト
<1>レイニー・ウェイ
<2>Rambling Rose
<3>ゴールドラッシュ
<4>世話がやけるぜ
<5>さめた肌
<6>SOMEBODY'S NIGHT
<7>“カサノバ”と囁いて
<8>ラスト・シーン
<9>メドレー 共犯者~MARIA
<10>もうひとりの俺
<11>ワン・ナイト・ショー
<12>古いラヴ・レター
<13>Risky Love
<14>HEY YOU…
<15>黒く塗りつぶせ
<16>メドレー A DAY~I LOVE YOU,OK
<17>YOU
<18>真実
<アンコール>
<19>鎖を引きちぎれ
<20>止まらないHa~Ha
<21>トラベリン・バス



