店舗用ハンガーなどアパレルショップのトータルサポート企業、チャナカンパニー田島尚也社長が、著書「バルミー思考:困難を乗り越え、勝利を収める成功法則」(游藝舎)を出版した。同社は、取引先1000ブランドを超える国内トップシェアのハンガー会社。

今日1月29日は「いい服の日」。お気に入りの一着を支えるのがハンガー。店舗用ハンガーというニッチな市場でトップを走り続け、累計1億本以上のハンガーを送り出してきたのが田島社長だ。「日本一、ハンガーを売った男」の異名を持つ。

独自の仕事論のバルミー(Balmy)には2つの意味がある。「穏やか」と「少しクレイジー」。どんな状況にも柔軟に対応しながら、常識を覆す発想で価値を生むのが、田島流の成功法則だ。

田島社長は新卒で入った会社をわずか1カ月で退職。その後の転職先で「こんな営業なら誰でもできる」という失言がきっかけで“一人部署”へ異動させられた。しかし、「数字はうそをつかない」を胸に秘め営業にまい進。ニッチな「店舗用ハンガー」市場を開拓してトップランナーとなった。

鉄則は「二番煎じはつくらない」。その象徴が自社ブランドの「バルミーハンガー」だ。「プラスチックは安っぽい」という常識を覆し、木製のような高級感と機能性を実現した。1本2000円近くする高価格帯でありながら「一度使ったら手放せない」と指名買いされるヒット商品となった。