歌手松任谷由実(72)が9日、新潟・苗場プリンスホテルで冬恒例のコンサート「SURF&SNOW」初日公演を開催した。1981年(昭56)から毎年開催し、今年で46回目を迎えた。
異国情緒あふれる“オリエンタル”なステージとなった。金色のきらびやかな中国風の衣装に身を包み「Misty China Town」「CHINESE SOUP」「春よ、来い」など、全24曲を披露。「“ユーミン”という名前を中国籍のシー・ユー・チェンというミュージシャンにつけてもらった。呼ばれているうちに、血の奥の奥に眠っていたオリエンタルの血が目覚めた。自分の中の“ユーミン”を探す旅の気分」と話しながら、扇子や傘を手に妖艶に踊り、1350人のファンを魅了した。
今年は「めったにやらない曲がたくさん出てくる」とレアな曲も多く、「詞がよくできてるな! と自分で思いながら歌っている。一生懸命苦労したかいがあった。自分を褒めてあげたい」と自画自賛。輝きを放つ黄金の衣装にも「何回かやってきた『オリエンタル』の中でも一番存在感がありますね」と、笑みを浮かべた。
苗場コンサートも節目の50周年が近づく。「いつだったか、私が苗場は50回はやると言ったらしいんですが、なぜか50回で終わると勘違いされてしまったみたいで」と苦笑いしつつ、「あらためてはっきり言います。50回は通過点。ステージに立てる限り、このスキー場がある限り、そして皆さんが来てくれる限り、必ず続けます」と宣言。昨秋からは年齢と同じ72公演を予定するホールツアーを開催するなど、50年響かせ続ける美声はまだまだ健在。生涯現役で、まだまだ走り続ける。【野見山拓樹】



