トランプ米大統領が、ミラノ・コルティナ五輪の最終日となる22日に現地入りする予定を急きょ取りやめたと、イタリアのメディアが21日に報じた。トランプ大統領は、米国対カナダの男子アイスホッケー決勝戦を観戦した後に、閉会式にも出席する予定だと伝えられていた。一方、米国側からは公式な発表は行われておらず、国際オリンピック委員会(IOC)も国家元首の出席について話すことはないと報道内容について確認を拒否している。

治安当局がトランプ大統領の訪問に備えて警備を強化していると今週に入って地元メディアが報じていたが、ミラノにある米国領事館に大統領の訪問中止が伝えられたとコリエーレ・デラ・セラ紙が伝えている。一方で、突然の予定変更の可能性にも備えて、警備態勢は当面継続されるとしている。

6日に行われた開会式に出席したヴァンス副大統領は、米国選手団の入場行進の際に会場スクリーンに姿が映し出されると、一部観客からブーイングを浴びせられる場面もあった。(千歳香奈子)