放送作家の高田文夫氏(77)が9日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜午前11時30分)に生出演。67年前に後楽園球場で観戦した巨人-阪神戦の長嶋茂雄氏のサヨナラ弾の記憶と、吉田正尚の放った逆転アーチをシンクロさせた。

高田氏は番組冒頭からWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)のネタから入り「さあ、いいお天気の中、ニッポンも快進撃でおめでとうございます」と日本がオーストラリアに逆転で3勝目を挙げてC組1位通過を決めたことについて話した。

そして「ついずっと見ちゃうね。やっぱりね、WBC。これ本当かな、昨日(8日)吉田(正尚)がホームラン打ったでしょ?」と7回に2ランを放ってオーストラリアを2-1と逆転したシーンについて語った。

「昨日、天覧試合だったでしょ、吉田がスコーンといいところで打ったでしょ。あれがさ、(午後)9時10分でさ。オレが見た、長嶋茂雄のホームランが9時10分なんだよ。本当かな、スゴいな」と高田氏が60年前に後楽園球場で行われた全日本-ドジャース戦(1966年11月6日)で長嶋茂雄さんがサヨナラ本塁打を放った時間が、まさに午後9時10分だと説明した。

アシスタント松本明子が「先生が少年のころ、誕生日に見たという」と感慨深げに話した。ただし、高田氏の誕生日は6月25日で、「少年のころの高田氏」が実際に後楽園球場で観戦したのは、ドジャース戦から7年前に当たる巨人-阪神戦(1959年)だった。

松本が勘違いをしたが、当時のドジャース戦も阪神戦も天覧試合。長嶋茂雄さんは、阪神戦ではサヨナラ本塁打だったが、ドジャース戦では初回の先制弾だった。

高田氏が観戦したのは、巨人-阪神戦で、当時は10歳。記憶をさぐりながら「あれは9時10分のちょっと前なんだよな。(昭和天皇が)10分でお帰りになるっていうんで、どうのこうので放送時間の問題があるからね。まあ、だいたい同じような時間にね、昨日もね…スゴいよ」と67年前の記憶と吉田の本塁打がシンクロしてうれしそうに語っていた。

さらに高田氏は「今はドーム球場だからさ、心配なのは陛下がお帰りになるときに、ドアを開けると(気圧差で)風がさビューってなるじゃない。陛下たち大丈夫だったのかな。国民として心配だね」と観覧された天皇陛下のご一家を気づかった。