歌手三沢あけみ(64)が16日、芸能生活50周年を祝う「あけみ祭り」を東京・帝国ホテルで行った。1959年に東映のテレビドラマ「笛吹童子」で女優としてデビューし、その後63年に歌手デビュー。三沢は「前を見つめて突っ走ってきました。日本レコード大賞最優秀新人賞をいただいた『島のブルース』が一番思い出深い曲」と感慨深げに話した。

 この日、三沢は09年度の文化庁長官表彰も受けた。ダブルの慶事に「お祝いのてんこ盛りで感激です。(表彰の)連絡を受けたときは泣きました。正式にいただくまでは不安でしたね」。8月にリリースした新曲「海人恋唄」も好調で、「若い歌手のみなさんもステージでは同じ立場。いいライバルです。これが若さの秘訣(ひけつ)ですね」とさらに走り続けることを宣言した。

 [2009年11月16日16時30分]ソーシャルブックマーク