女性に合成麻薬MDMAを渡したなどとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された俳優押尾学容疑者(31)が、一緒にMDMAを使用して亡くなった田中香織さん(30)の墓参りをしていないことについて「周りが止めるから」と知人に釈明していたことが13日、分かった。

 同容疑者はMDMA使用容疑で逮捕、起訴され保釈された後の10月中旬、イベント会社の女性社長(37)と知り合い、毎日のように連絡を取り合っていた。取材に応じた同社長によると、同容疑者は、薬物使用について「軽率だった」と話しながら、田中さんの遺族への謝罪と墓参りに関して「自分では行きたいけど、周囲に止められているから行けない」と話したという。

 [2009年12月14日6時19分]ソーシャルブックマーク