人気アニメ「ドラゴンボール」の孫悟空役などで知られる声優野沢雅子が31日、自らが代表を務めるオフィス野沢を廃業し、自らは声優事務所大手で、69年の創立時にはメンバーだった青二プロダクションに移籍すると発表した。

 オフィス野沢公式サイトによると、野沢は青二プロ移籍後は、声優業に専念するという。

 野沢は、81プロデュースを経て、06年にオフィス野沢を立ち上げた。その後、自ら声優業を行いながら、声優のマネジメントや劇団の運営を続けてきた。声優人生の集大成を迎えつつある中、劇団や事務所をやりながらではなく、劇団を解散し、自身の声優人生にもう1度向き合う道を選んだとみられる。

 「オフィス野沢」所属の声優千葉千恵巳は、賢プロダクションへ、その他の役者やスタッフは、有限会社メディアフォースへ移籍する。