歌手島谷ひとみ(33)が15日、東京・銀座の老舗キャバレー「白いばら」で1日ママを務めた。16日発売の新アルバム「本日、都内、某所」の発売記念イベントで、ファンクラブ会員約1000人の応募から厳選した30人が参加した。

 アルバムは、島谷が歌手にならなかったら何をしていたか?

 がコンセプト。ポスターには「十人十色の島谷ひとみ」を表現する10の職業に扮(ふん)した島谷が描かれている。その1つが「クラブのママ」といい、「1度は和服を着てみたかった。キャバレーにはショータイムがありますよね。今日はママ自らショーを披露します」とあいさつ。その後、アルバム収録曲「やぶれかぶれ」「ソルジャー!ソルジャー!」の2曲を歌唱し、「ずっと背伸びをして走り続けてきた20代をへて、私も大人の気持ちが分かる年ごろに近づいてきました」と話した。

 一方で、最近の自身を「男化している」とし、「20代前半は、2時間前に起床していろいろ準備をしたけど、今は違う。今日も5分前に起きて、顔を洗って歯を磨いてきた」とリアルトークで笑わせた。結婚の可能性については「エプロンが似合う年ごろなんですが…。料理が好きで、毎日、手作りのみそ汁を作っているのに…。ないですね」と明かした。

 イベント途中からは、モデルで女優の鈴木ちなみ(24)も参加。2人は数年前から親交があり、鈴木は「いつにも増して艶っぽい」と和服姿の島谷に見とれていた。