佐藤健(25)主演映画「るろうに剣心」3部作の最終章「伝説の最期編」(大友啓史監督)が、初日13日と14日の2日間で興行収入(興収)9億1947万9200円、動員71万7948人を記録した。配給のワーナーブラザース映画が16日、発表した。土日2日間のオープニング成績では邦画、洋画を問わず今年度の国内ナンバー1になったという。初日からの3日間の成績では13億840万500円、動員103万4988人を記録した。

 土日2日間のオープニング成績での興収9億超えは、日本映画の実写では10年「THE

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 海猿」以来3年ぶり。動員71万人超えも、佐藤が出演した09年「ROOKIES

 卒業」以来5年ぶりだという。また日本映画の、00年以降の土日2日間動員ランキングでは、アニメも含めた全体で13位、実写では5位だが、実写の上位4作品がテレビ局が出資した連続ドラマの映画化作品であり、快挙といえる。この好成績を受け、佐藤と大友監督が23日に都内9劇場で大ヒット御礼舞台あいさつを行うことも緊急決定した。

 また8月1日公開の前作「京都大火編」も、公開46日で興収48億7387万9900円、動員377万1980人を記録。続編2作の興収を合計すると、61億8228万400円で、12年の第1作の興収30億円を合わせると、3部作合計興収100億超えも射程に入ったといえる。