タレント松居一代(50)が7日朝、ボールを顔面で受け鼻骨陥没骨折し、救急車で病院に運ばれていたことが8日、分かった。松居は13日に登板する、楽天対オリックス戦の始球式に備え、都内の自宅でキャッチボールの練習をしていたという。病院で治療を受けた後に帰宅し、入院はしていない。Kスタ宮城で行われる始球式には予定通り出席する予定。13日はクリネックスデーと名付けられ、松居はCMにも出演していることから、登板が決まった。

 8日夜、夫で俳優の船越英一郎(47)が取材に応じ、けがの経緯について説明した。練習は友人と行っており、初めは軟球を使っていた。その後、本番と同じように硬球に切り替えたところ、顔面キャッチしてしまったという。船越は「熱くなってしまう方ですから。ホームまでボールを届かせたいと一生懸命練習していたんです」と話した。消防署に119番通報があったのは午前9時半過ぎで、目撃談によると松居は顔中血だらけだった。

 松居は、約80万本を売り上げた手製の掃除道具、マツイ棒で知られるように、家事に関する著書や講演も多いが、マネジャーはおらず、自分でスケジュールの管理などを行っている。ドキュメンタリーなどで、自宅で家事をする様子や、分刻みで仕事をこなす姿が放送されたこともある。今回のけがも、登板へ向けての意気込みゆえからの事故だったようだ。