将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負の第1局の2日目が2日、愛知県豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で始まり、午後0時30分、昼食休憩に入った。

ここまでの藤井の消費時間は4時間15分、木村は6時間2分。

2日目の勝負メシに藤井は「冷やしきしめん御膳」を注文した。エビ、カボチャなどの天ぷらの盛り合わせ、サラダもつく豪華セット。藤井はキノコ類が苦手なため、キノコ抜きをオーダーした。きしめんは愛知県の名物。愛知県瀬戸市在住の藤井は「地元メシ」で栄養を補給し、午後の対局に備えた。

木村の勝負メシは「新城源氏和牛カレーセット」。集中力を保つため「ご飯を少なめ」の注文だった。

午後1時30分から対局が再開した。王位戦は全国を転戦し、1局を2日かけて戦う持ち時間各8時間の7番勝負。先に4勝を挙げた方がタイトルを獲得する。第1局は夜までには決着する見込み。