囲碁のトップ女流棋士4人が和服姿で初めて対局する「女流囲碁アマノ杯青龍戦」(優勝賞金250万円)が7日午前11時、横浜市にある国指定名勝「三渓園鶴翔閣(さんけいえん・かくしょうかく)」で始まった。

準決勝のカードは上野梨紗女流棋聖(18)対藤沢里菜女流本因坊(26)、上野愛咲美女流立葵杯対謝依旻七段(35、上が黒=先手=番)。現役タイトル保持者3人と、女流棋士として通算27期獲得と囲碁界トップの謝が盤上で覇を競う。ふだんの洋装、イス対局とは違って和室に正座して和装が、あでやかさと華やかさを演出している。

対局は1手30秒。ただし、1分単位で合計10回の考慮時間があるNHK杯方式。準決勝の勝者は同日同所で午後2時30分から行われる決勝に進出する。

なお、対局場となった三渓園は、明治時代末から大正時代にかけて生糸貿易で財を成した実業家の原三渓が造った日本庭園。約17万5000平方メートルの広さを誇る。2つの庭園には京都や鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物がある。鶴翔閣は三渓が住所としていた、延床面積950平方メートルの建築物で、横浜市指定有形文化財。現在は貸し出し施設として活用されている。