こんにちは。先週末は日本で安田記念が行われたほか、海外でもG1レースが行われてどのレースも非常に見応えがあったと思います。

まずは、英国のエプソム競馬場で行われたダービーですが、クールモアの中で3番手評価のランボーンが勝利し、父子3代制覇、W・ローダン騎手にとっては初のダービー制覇となりました。ローダン騎手は2017年からオブライエン厩舎の専属騎手となり、長年ムーア騎手の影でチームを支えている騎手なので、厩舎にとってもうれしい勝利だったと思います。馬場を苦にしない長所を持つこの馬は、秋の凱旋門賞では日本馬の強敵になるのではないかと思います。

英ダービーを制したランボーンとローダン騎手(ロイター)
英ダービーを制したランボーンとローダン騎手(ロイター)

次に、米国の3冠最終レースのベルモントSは、去年同様にベルモント競馬場の改修工事に伴いサラトガ競馬場で、距離も2400メートルではなく2000メートルで行われました。ケンタッキーダービーを制覇したソヴリンティが勝利し2冠を達成しましたが、前走のケンタッキーダービーよりも強い内容で、安定感が増した印象を受けました。この秋のブリーダーズカップクラシックでは、フォーエバーヤングの強敵になる事が間違いないと思うので今後の動向に注目したいです。

ベルモントSを制したソヴリンティとアルバラード騎手(ロイター)
ベルモントSを制したソヴリンティとアルバラード騎手(ロイター)

それにしても、イントゥミスチーフの産駒は素晴らしい馬が多いので、どの馬が後継種牡馬として成功するのか予想が難しいと思いますし、近いうちに日本にもすごい馬が出てくるのではないかと感じます。

5月28日、レッドモンレーヴはディー騎手を背に美浦ウッドで追い切られた
5月28日、レッドモンレーヴはディー騎手を背に美浦ウッドで追い切られた

話は変わって先週のディー騎手ですが、安田記念はレッドモンレーヴに騎乗して攻めの騎乗で勝利を狙いましたが、残念な結果となりました。ディー騎手自身、思い描いた通りのプランで騎乗出来たので、結果は伴いませんでしたがレース後は納得の表情をしていました。

マイケル・ディー騎手(2025年4月23日撮影)
マイケル・ディー騎手(2025年4月23日撮影)

今週は春の最終G1となる宝塚記念にジャスティンパレスと挑戦します。彼のようなトップホースと挑戦出来る事に、関係者に対して感謝の気持ちでいっぱいなので、最高の結果でその期待に応えたいと思っています。先週に栗東トレセンへ行き、1週前追い切りに騎乗させて頂きましたが、馬の特徴や動きを確認できたので今から本番が楽しみです。レース当日は雨予報もありますが、何とかいい馬場で走れたらと思います。今週は、チャンスのある馬に多数騎乗予定なので、何とかその期待に応えて数多くの勝利をあげて欲しいと思います。応援のほどよろしくお願いします。(レースホースコーディネーター)