こんにちは。今週は、シンエンペラーのアイルランド遠征について近況をお話ししたいと思います。

アイルランドでの生活を一言で表すと、とにかく毎日寒いです。そして、あちこちに羊がたくさんいます(笑い)。生活拠点の周辺を運転しているとそこら中に羊がいて、人よりも馬と羊が優先なのでなんとものどかな環境です。同じ競馬の聖地でも、イギリスのニューマーケットとは雰囲気が大きく違います。日本は猛暑が続いているそうですが、こちらは寒くて風邪をひかないように注意が必要なくらいです。

シンエンペラーは先週の金曜日に無事カラ競馬場付近のリチャード・ブラバゾン厩舎へ到着しました。馬自身が海外遠征慣れしている事もあり、輸送後も順調で楽しんでいる感じが伝わります。馬にとっては、これくらいの寒さは心地よい環境であるとメルボルン遠征の時も感じていましたが、今回の到着後の様子を見ると確信に変わって来ます。そして、今年の帯同馬ジャックオダモですが、アイルランド出身の馬なので彼にとっては久しぶりの里帰りで、シンエンペラーと一緒に来たことで仲良くお互いで助け合っている感じがとてもほほえましいです。2頭は日々、カラ競馬場付近のオールドヴィックというコースで調整されています。

今回お世話になるリチャード・ブラバゾン師(通称ディック)ですが、日本の競馬関係者の中では、彼の名前を聞くと懐かしい気持ちや感謝の気持ちを思い出される方々が多いようで、たくさんの日本のホースマンがディック師の下で研修をしていることに驚きました。ディック師を含む厩舎のみんなは、今回矢作厩舎がここから愛チャンピオンSへ挑戦する事に、非常に興奮されているようです。そして、地元アイルランドの人たちからも今年はかなり注目を浴びている事が日々伝わります。来週のコラムではレース直前の状況をお伝えしたいと思います。お楽しみに。(レースホースコーディネーター)

こちらではあちこちに羊の姿を見かけます(笑い)
こちらではあちこちに羊の姿を見かけます(笑い)
人よりも馬と羊が優先の、のどかな環境です
人よりも馬と羊が優先の、のどかな環境です
カラ競馬場付近のオールドヴィックというコースで調整する2頭
カラ競馬場付近のオールドヴィックというコースで調整する2頭