<1>91年・単勝1万3790円=優勝馬ダイユウサク

15頭立てのブービー14番人気だったダイユウサクが大波乱を演出した。

前走でオープン特別を勝利していたとはいえ、芝1600メートル戦でのもの。グランプリでは当然、高い評価とはならなかった。熊沢騎手を背に道中は後方で脚をため、直線は内から力強い伸び脚を発揮。単勝1・7倍、断然の1番人気だったメジロマックイーンを、最後は1馬身1/4差かわして大金星をつかんだ。

勝ち時計2分30秒6は当時の日本レコード。その単勝配当は、今も有馬記念の式別最高払戻金額となっている1万3790円という、まさにびっくり配当だった。

有馬記念を制したダイユウサク(1991年12月22日撮影)
有馬記念を制したダイユウサク(1991年12月22日撮影)

<2>08年・3連単98万5580円=優勝馬ダイワスカーレット

安藤勝己騎手が乗ったダイワスカーレットが1番人気に応えて快勝した。積極的にハナを奪うと、最後まで後続を寄せ付けず、1馬身4分の3差で逃げ切った。前年の有馬記念はマツリダゴッホの2着に敗れ、前走の天皇賞・秋ではウオッカの鼻差2着と悔しい敗戦もあったが、完勝でG1・4勝目を飾った。

2着には14頭立ての14番人気アドマイヤモナークが入り、3着は10番人気のエアシェイディ。1番人気馬が勝利しながら、3連複は19万2500円、3連単は98万5580円という高配当になった。ともに今も、有馬記念の式別最高払戻金額となっている。

有馬記念を制したダイワスカーレット(2008年12月28日撮影)
有馬記念を制したダイワスカーレット(2008年12月28日撮影)

<3>01年・馬連4万8650円=優勝馬マンハッタンカフェ

3番人気のマンハッタンカフェが菊花賞に続いてG1連勝を決めた。後方で脚をためると、直線で豪脚を発揮。上がり最速33秒9で1馬身4分の1差、差し切った。鞍上は蛯名騎手。

2着には最低13番人気のアメリカンボスが好位から踏ん張り、馬連は4万8650円、枠連も2万680円の高配当となった。ともに有馬記念の式別最高払戻金額。

なお、3着はハナを切った6番人気のトゥザヴィクトリー。これがラストランとなった1番人気のテイエムオペラオーは5着、2番人気メイショウドトウは4着だった。

有馬記念を制したマンハッタンカフェ(2001年12月23日撮影)
有馬記念を制したマンハッタンカフェ(2001年12月23日撮影)