<1>アメリカンマーチ(土曜小倉11R・釜山S)
最終追い切りは9日の栗東Cウッドで単走。中3週の詰まった間隔、小倉への長距離輸送を考慮して上がり重点の半マイル追いながらも4ハロン52秒6と及第点以上の時計をマークした。ラスト1ハロン10秒9はこの日最速タイ。もともと攻め駆けするタイプとはいえ、2カ月ぶりをひとたたきした上積みはかなり大きそうだ。
その前走リボン賞は3番人気→15着。期待を大きく裏切る結果に終わったが、前半3ハロン33秒8のハイラップを刻んでの先手奪取と3勝クラスでも引けを取らないテンのスピードは見せている。今夏の小倉ダートは例年以上に乾燥して極端に差しが利きづらい馬場。持ち前のスピードを発揮して再びハナを切れば、あれよあれよの逃げ切りまであっていい。
<2>シュブロンレーヴル(土曜小倉12R)
9日の栗東坂路を4ハロン52秒3で駆け上がった。従来の自己ベストは1週前の2日に更新したばかりの53秒6。それを1秒3も上回る好時計、しかもラスト2ハロン11秒8-11秒7の加速ラップフィニッシュは地力強化の証しと言っていいだろう。
初勝利が昨年7月盛岡での地方交流戦。その後の7戦はすべて掲示板外だが、追い切り時計からは1勝クラスで頭打ちになる器とも思えない。京都芝1400メートルで14着大敗の前走はイメージ一新の積極策で3角まで先頭をキープ。これが刺激になれば1ハロン短縮の小倉芝1200メートルでガラリ一変があっても不思議はない。
<3>ファミリーツリー(日曜小倉10R・西部スポニチ賞)
鮫島良騎手(レースは北村友騎手)が手綱を取って9日の栗東Cウッドを6ハロン82秒9で駆け抜けた。最後まで馬なりのままとあって全体時計こそ目立たないものの、ラスト2ハロンは11秒2-11秒0の加速ラップ。この日の最速22秒2を刻んだスピード感あふれる走りは好調の証しと言っていい。
2勝クラスに上がってからも2、4、4、5着と常に上位争いを演じている安定株。もうワンパンチ足りない現状を絶好調と表現していい出来の良さで補うことができれば…。そろそろ惜敗続きに終止符を打つシーンが訪れそうだ。
【先週の結果】
<1>コルレオニス
土曜小倉11R・マレーシアC 8着(2番人気)
<2>システムリブート
土曜小倉12R・フィリピンT 2着(4番人気)
<3>クルミナーレ
日曜小倉10R・九州スポーツ杯 競走中止(2番人気)
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