当初の予定通り、大井のサルサディオーネ(牝8、堀)は8月28日に行われた盛岡のビューチフルドリーマーCに出走した。牝馬限定の地方重賞で負担重量も定量とあって、さすがに負けられない一戦だったが、結果は逃げて楽勝。今年は盛岡が舞台のJBCレディスCに向け、コースを経験しておくという目的も無事に果たした。課題とされた長距離輸送も「前に比べたら反動は少ないですね」と堀師。着々と弱点の克服を進めているようだ。

◆船橋11R日本テレビ盃 大井記念が惨敗に終わった▲ミューチャリーは58キロの負担重量も考えると今回の休み明けは半信半疑。ここは連覇を期待して◎サルサディオーネから入りたい。厩舎のある小林牧場からの輸送距離は大井よりも短い船橋。それだけが理由ではないだろうが、相性がいいのは間違いない。ここまでの2戦は日程的には昨年と変わりなく、昨年は川崎だった前走が今年は盛岡に替わったのがどうかだけか。鎌田補佐に聞くと「具合はいいです。さすがに前回は暑さを気にしていたので、涼しくなってきたのはうれしいです」。ここも頑張ってくれそうだ。単複(7)、馬連(7)-(6)(8)(10)(1)(3)(12)。【牛山基康】