9月25日、中京では菊花賞トライアル・神戸新聞杯（G2、芝2200メートル、1～3着に優先出走権）が行われる。
- 神戸新聞杯を制したステラヴェローチェ。（2021年、中京競馬場）
■神戸新聞杯の見どころ
中心はダービー5着のプラダリア（牡、池添学）だ。1月のデビューからわずかキャリア4戦目で青葉賞を制し、ダービーでも掲示板を確保した。まだまだ成長が見込める逸材で、クラシック上位勢が不在のここなら重賞2勝目が濃厚だ。
パラレルヴィジョン（牡、国枝）は2戦2勝。デビュー戦は既走馬を相手に2馬身半差の完勝。2戦目は上がり最速33秒5の末脚で3馬身差をつけた。時計も大幅に詰めており、未知の魅力ならこの馬か。
京都新聞杯3着のボルドグフーシュ（牡、宮本）は、古馬相手の一宮特別を差し切り快勝した。2200～2400メートルで2勝、3着1回と安定感抜群。確実な末脚はここでも脅威になる。
他にも、ダービーでは12着と崩れたが、京都新聞杯をレコードで制しているアスクワイルドモア（牡、藤原英）、前走の出雲崎特別で自身2度目のレコード勝ちを収めたジュンブロッサム（牡、友道）、ホープフルS2着の実績を持つジャスティンパレス（牡、杉山晴）、重賞やリステッドで常に上位争いを繰り広げるヴェローナシチー（牡、佐々木）など多彩な顔ぶれがそろう。
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