昨年2着馬シュネルマイスター(牡4、手塚)は美浦ウッドで嶋田騎手を背にオープン馬のワーケアを追走した。

濃霧で馬の姿を確認できたのは残り1ハロンだけだが、その1ハロンで3馬身ほどあった差を、一気に詰めて僚馬に並んだ。6ハロン85秒7-11秒5。今回はスプリンターズS9着から得意舞台のマイル戦へ。この距離なら主役を張る1頭だ。

手塚師は「いい動きでしたね。すごく安定したパフォーマンスをマイルではしてくれます。今回は(昨年の優勝馬)グランアレグリアみたいな絶対的な存在はいない。勝利を手に入れるだけの力はあると思います」と勝ち負けを強く意識する。